昭和アーカイブ
下紺屋町町内慰安運動会
昭和３１年（1956）より１０年ほど年に１度西小グランドで開催されました。
当時の下紺屋町は戸数約５００戸で西部地区では一番大きな自治会であり、一丁目、二丁目、花園、八幡、社宅（山洋電気）の５部会がありました。
大会当日は西小の校庭に万国旗を飾り、幡を立て、太鼓を打ち、ラッパを鳴らして選手を応援し、それは賑やかなものでありました。
当時は物資もない時代で役員は運動会の景品集めに家庭や企業からの物品の寄付をいただき、それを選手に与えていました。慰安運動会といっても対抗戦であり、優勝地区には持ち回りの優勝旗が与えられました。
現在は槍先の付いた旗竿のみ現存し当時を偲ばせます。
［徳田輝男氏談］
